【破産一直線】知らずにしてしまう建築業界の間違った”運営法”

ビジネス

運営の仕方はそれぞれ違いますが、間違った運営をしていないか、を早期に改善しないと、破産に追い込まれてしまいます。

見えないお金を計算して、がむしゃらに仕事をしたのに、見えるお金が残ってなくて、その為に、見えるお金を借りてはまた残らず、負のスパイラルに陥った方や、今まさに、間違った事に気付いてなく、”周りがやってるからやっている”と思ってがむしゃらにやっている方、ハッキリ言います。

そのやり方は、間違えなく破産します。

経営は人のマネをしても初めはいいと思いますが、必ず後で痛い目見ます。

”何がいけないのか” ”どう改善するのか”をお伝えします。



ビジネススタイル

そもそも、”建築業”のビジネススタイルを把握しないといけません。

技術職、いわゆる”職人”のスタイルを例に建築業との違いを考えていきます。



・完成が残るビジネス

技術職のビジネスの中でも建築業は、商品が残るビジネススタイルで、施工の仕方とかで金額が左右され、全く同じ商品はないビジネスなので、単価が決まってないのです。

”日当は決まってるよ”と思われている方、ハッキリ言って破産する傾向があるので、最後まで見てください。

 

・お客さんが住むとこに出向くスタイル

色んなビジネスがある中で、建築業(現場仕事)は、新築工事、リホーム工事共に、お客さんがいる所出向いて商品を提供するビジネスです。

飲食業で腕を振る舞う職人さんは、お客さんに来てもらって商品を提供するビジネスです。

このビジネススタイルの違いが分からないと運営が出来てないになります。



間違った運営思考

 

・見積と請求の差額

同じ商品がないと同様に、金額も決まっていないので、毎回のように見積をしないといけません。

現場へ行き、寸法を取り、材料を探し、見積を書く、新築工事の場合もある程度は同じで、工事が、完了すれば、請求書を書くのですが、そこで、見積書と請求書が同じ金額で提示するは間違いなので注意が必要です。



・人工の計算、工事の技術費

そもそも、ここで、勘違いされてる方が大半ですが、日当計算をしっかりとしている方は大丈夫だと思いますが、日当の相場は、誰が決めたと思いますか?

平均でしかないので、”周りがその日当だったから” ”元請けさんがこの値段を提示したから”などと、他人に自分の人工費を決められていませんか?

そもそも、日当の決まりはなく、法律もありません。

飲み屋の綺麗なお姉さんや、カッコイイお兄さんは一日に多い時で、数百万円稼ぎます。

カッコイイや可愛くて面白いで日当数字百万円です。

日当計算せずに、日当出している方は間違っているので、確認してみて下さい。

 

技術費としては、なぜか統一価格となってます。

自分の技術に自身がないのかわかりませんが、みんなに合わせる職人さんが多くいます。

今一度自分の腕と相談してみるのもいいと思います。



・経費等

特に経費等で間違っている方がかなりいるようで、これは人それぞれのやり方なんで強調して言えないのですが、先程も言いましたが、建築業のビジネススタイルは現場に出向いて行うビジネススタイルなので、そのところも計算に入れてないと、打撃を受けます。

単純に、自分の日当が例えば、2万だとして、交通費1000円としたとき、単純に、

20,000-1,000=19,000

日当が19,000となり、10日でれば半日分損していることになります。

この時点で既に赤字なのです。

”塵も積もれば山となる”とはこのことなので、改善が必要となります。



解決法

 

・基本設定

まず、必ずしてほしいのが、自分の基本価格設定です。

俗に言う、メニュー表です。

その時に、”周りはいくらでやっているのか” ”相場はいくらなのか”は、絶対に考えないようにして下さい。

自分の技術量”ブランド価値”をつけて、あくまでも、自分のお店なので、自分で決めましょう。

300円のラーメンもあれば、1,500円するラーメンもあるように、価格帯はそれぞれです。



・基本設定→現場

基本設定を決めたら、その都度の現場への交通費を調べます。

どのデリバリー業も交通費は必ず載せています。

 

・自分の基本日当

全部足して合計が、その現場の日当です。

その都度現場の距離が異なるので、気を付けましょう。



・見積書と請求書

いつから”暗黙のルール”で、請求書を書くときは、見積書よりも高く書かないと決められたかは、わかりませんが、そんな事は関係なく、しっかりとかかった分請求しましょう。

なので、見積書と請求書とは、同じ数字にはなりません。



まとめ

  1. 自分価格を見直すこと

自分が働くに当たっていくらかかるか

能力値、技術量、ブランド価値をつけて計算する

2.交通費を計算

運転、ガソリンも使うので、その都度現場へ行く交通費を計算する

3.見積書と請求書

見積もしっかりと計算するので、見積価格等を載せて、請求書を書く

金額が上がったりしてもしっかりと書く

これだけではないのですが、まず、この見直しをするだけでも大分違うのでやってみてください。

自分の会社は自分でまもりましょう。



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