【雨漏り】原因ランキング 自分で出来る対処法 事前対策法 3選
「今まで雨漏りしてなかったのに…」と、突然の雨漏りに困った時ないですか??
時には、「雨やんでるのに雨漏りしてる…」異常現象が起きるなど、突然の雨漏りに困らないように、事前に対策したり、雨漏りの対処法を、ランキング式でお伝えします。
なお、今回の雨漏り対処法、対策法は、一般住宅建造物の場合です。
簡単なプロフィールです。
現在、経歴16年目、建築板金業所属
代表取締役社長
最近、経済不況のため、建造物の老朽化が増えて、リフォーム、雨漏り修繕等がおもになっており、雨漏り修繕で多いのは、事前に対策すれば雨漏りを回避出来る事や、対処する事によって、コスト削減出来ます。
未だに”悪徳リフォーム業”被害も多発しておりますので、多少な知恵を作れば対処できると思います。
1.【屋根からの侵入】 瓦屋根、板金屋根、カラーベスト(多種)
基本雨水は、上から下へと流れて行くので、まず、雨が降れば、屋根にあたり、部屋内へと、侵入していきます。
・瓦屋根の場合
事前の対策としては、瓦のズレを確認し、業者に依頼しましょう。
今では、ラバーロックという、瓦ズレ防止or雨漏り対策としての施工法もあるので、検討してみるのもいいと思います。
雨漏りしてしまった時の対処法は、雨漏りの落ち方にもよるので、
・どんな雨漏りの落ち方をしているのか
・部屋内のどこがシミっているのか
・雨は、土砂降りor小雨どれか
などを重点に見ておくと、職人さんに伝わりやすく原因が絞れて、直ぐに着工できるので、無駄なコストを削減出来ます。
・板金屋根の場合
板金屋根の場合も重点に見る所はほぼ同じで、依頼した時に的確に伝えればコストは削減出来ます。
板金屋根は、古くなれば、穴が開く可能性があるので、事前に張替えるタイミングを把握しとくといいでしょう。
やり方によってはカバー工法という施工法もあるので、相談するのもいいと思います。
屋根の、棟、ノシ部分などからの侵入もあり得るので、職人さんと相談して対策しましょう。
ここで、余談ですが、板金の種類に、焼付塗装といった特殊加工されてる、材料がありますが、よく勘違いされてる方が多く見られますが、正直言ってサビます。
焼付塗装されてるからと言って、従来の板金よりサビにくくなってますが、年数がたてば、サビます。
例えれば、タイタニックの理屈で、
”タイタニックは沈まない船”と当初言われてたみたいですが、理論上鉄で出来てる以上は沈みます。
と同じ理屈で、鉄で出来てる以上は、サビます。
・カラーベスト(多種)の場合
カラーベスト(多種)では、雨漏りした時点で既に材料として機能してない確率が高いので、何処からとか関係なく、早急にリフォームを手配しましょう。
なかには、アスベスト入りもあるので、張替えずに、こちらも、カバー工法できますので、相談しましょう。
注意点ですが、絶対にむやみに屋根へ上らないで下さい。
確実に依頼した、プロに任せてください。
2.サッシ、窓からの侵入
はっきり言いますが、施工ミスです。
築30年~の物件に関しても、サッシ周りの処理が甘いので、長年かけて水道を作り雨漏りとなります。
こちらも、どんな雨漏りかを見といて、正確に職人さんに伝えましょう。
対処法は、おススメはしませんが、応急処置として、サッシ周りに、壁から中に入れるようにコーキングをいれて、ヘラ等で押さえてなじませます。
自分で出来ればコスト削減です。
余談ですが、最近益々増えたのが、手が届く範囲は自分でやるとやられる”凄腕”の方が、本当に増えました。
DIYもそうですが、感心します。
なので、その凄腕の方々に、”道具紹介”もしているので、参考がてらにでも覗いて見てください。
【現場仕事必見】業種別おススメ道具ランキング TOP12 (建築業)
3,ベランダ、バルコニーの手すり部(笠木)
ここの雨漏りは、どんな雨でも雨漏りしてしまうので、部屋の上にベランダがある家は、ここも原因の一つです。
・アルミ笠木
まず、アルミ笠木は、よくジョイント(繋ぎ)の所ですが、古い型だと、樹脂になっている場合があるので、劣化していれば、そこからの侵入を疑うので、それを確認しておきましょう。
構造的に外せれば、外して中にコーキングをいれて元に戻す応急処置をしましょう。
出来ればアルミ笠木の交換をおススメします。
・板金笠木
板金笠木も同様にどんな雨でも入りますので、対処法は、コーキングですが、ジョイントの笠木の上にコーキングするので、あまりおススメしないので、職人に依頼しましょう。
・まとめ
雨漏りの原因3選でしたが、基本の話で、雨の侵入は、色々あるので、出来れば、職人さんに依頼しましょう。
事前の対策としては、
・屋根の場合、今の現状を把握し、雨漏り対策をする。
・サッシ周りの場合、施工ミスが多いので、チェックをし、職人さんに依頼する。
・笠木の場合は、問答無用、職人さんに依頼する。
なってからの対処法は、
・屋根の場合、どんな雨漏りの落ち方なのか、部屋内のどこがシミになっているか、雨の降り方はどうなのか、をみて、自分では屋根へ上らず、職人さんに依頼して伝える。
・サッシ、笠木の場合、自分で処置出来るがなるべく職人さんに依頼する。
家の外部は、あまり見られない方が多いのですが、定期的に外部を見て、現状を把握しておきましょう。
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